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ゲーセンマーケティング(6)~各店舗さんへ向けて。ゲーセンの持つ「資産」について考える~

当”ゲーセン女子”っていうブログ(と活動)は、「ゲーセンユーザー」「ゲーセン業界の人」よりも、「ゲーセンの外に居る人達」に向けているもの(のつもり)で、そういう方達が読んで下さっていると勝手に思ってるんですけども(笑)、今回は珍しく、ゲーセンの中にいる人・各店舗さん向けに、熱く書いてみようと思います。

 

■ゲーセンの持つ「最大の資産」は何か?

 

答え。
ファンです。
あっwww終わったwww

 

というかですね、まぁ殆どの方から

「知ってた(真顔)」

って言われるのでしょうが、そこで思考停止せずにもうちょいきちんと考えてみませんか。なぜ「ファンが資産」なのでしょう?

 

ゲーセンの持つ資産と言うと当然なところで、什器・土地・建物(このへんは自社のものだった場合)・在庫、、みたいなものになるんでしょうが、「ゲーセン」という場所を作っていく場合において最大限資産となるのは「ファン」だと思うよってことです。

 

サラッと言いました、が、そう、「ゲーセン」という場所を作っていく場合において最大限資産となるのは「ファン」つまり、
「ファン=インカムが上がる(お金を入れてくれる)」から資産なのではなく
「ファン=ゲーセンという場所を作ってくれる」から資産

だと思うのです。

 

ではなぜ、ファンが「ゲーセンという場所を作ってくれる」のでしょうか?

・・・当たり前すぎて、流れそうだから、ここ、めっちゃ大事と強調したい!!のでもう1回言った上で掘り下げてみます!(笑)

■「ファン=インカムが上がる(お金を入れてくれる)」から資産なのではなく「ファン=ゲーセンという場を作ってくれる」から資産

 

改めまして当”ゲーセン女子”ブログ(と活動)は「ゲーセンの外に居る人達」に向けているもの(のつもり)で、そういう方達が読んで下さっていると勝手に思ってるんですけども(笑)、そういう「ゲーセンの外に居る人達」にも、「ファンが場所を作る」という経験は理解頂けると思っております。

 

たとえば「高級レストラン」。
その高級レストランに見合った服装で来店し、テーブルマナーを守り、高級レストランの雰囲気に沿った会話と食事を楽しむ、
この行動そのものが、その高級レストランの価値を最大限発揮する上で欠かせない要素となります。

見合った服装、テーブルマナー、会話をするお客様だけが集まることで「高級レストランが高級レストランでいられる」ということで、そのレストランの「場(の空気)を、お客様が一緒に作っている」といえます。

つまり、お客様の「知識」「スキル」「行動」「経験」などが、その高級レストランの場を作る上では、欠かせない「資産」となるのです。

一眼レフのカメラは、カメラだけがあってもキレイな写真を撮影することはできません。
カメラ・写真についての知識や、撮影スキル、これまで撮影してきた経験などがその人にとっての一眼レフカメラの価値を最大限発揮することに寄与します。

ワインやスポーツ観戦は、自分自身が詳しい場合や詳しい人と一緒に行くと、より一層楽しめるようになります。
「知識」「スキル」「経験」などが「資産」になっているといえます。

 

これらは一般的な商品やサービスにおいて顧客が独自で持っている「資産」となりますが、特定のブランドでは、より顧客の持つ資産が、的確かつ有効に活用されることで、最大価値を発揮する場合があります。

例えば東京ディズニーリゾートです。

お客様がキャラクターの帽子やミニーマウスのドット柄の服装などでの来場、ショーやパレードへの積極的な参加、マナーを守ること、など来場者の行動そのものが、
「ディズニーリゾートらしさ」を作り、ディズニーリゾートというブランドの持つ価値を高め、それが「ディズニーリゾートの雰囲気」として他のお客様へ伝わっています。

場作りにおいて、顧客とブランドの「共創」が行われています。

 

いずれも、製品そのもの・ブランドそのものだけでは、その価値が最大限発揮されることは無いということです。
誤解を恐れずに強めに言えば、ユーザー「資産」の無いブランド(タイトル)や場所(店舗)は箱で、中身が無いようなものです。

 

こういった、ユーザー「資産」を活用し、特定の企業、ブランド等に対して貢献できる価値こそが、ファンの価値です。
そして、ブランドに熱狂する顧客の「資産」の独自性が高ければ高いほど、そのブランドを好きでいてくれる理由が明確になっているはずです。

■「場」を作るのはファン、そして・・・

ユーザー「資産」はどれも、企業・ブランドに大きく影響を与えることができる貴重な「価値」ばかりです。

「R3コミュニケーション」の著者恩藏直人さんは

「これからの時代におけるコミュニケーションは二者間から三者間へ移行する」
「企業・ブランド、一般消費者(見込顧客)、サポーター(見込支援客)の間での「Relevance(自分ゴト化)」「Reputation(評判形成)」「Relationship(関係構築)」が重要」

とおっしゃっています。

自社の顧客(ユーザー)の持つ「資産」と「価値」を企業・ブランド側が整理し、どのような価値を自社のブランドや社員へフィードバックしていくか?を構築していくべきということです。

 

・・・ちょっと難しくなって、また次のステップ(自社の社員へのフィードバック)へ進んでしまうので、今回はここでストップします(絶対別エントリで書く(笑))が、ここで、ゲーセンを主語にしてまとめてみると、

各ゲーセン店の「雰囲気」を作り、そのお店独自の「雰囲気」を他のユーザーに伝えているのは、「そのお店のユーザー」です。

最新ゲーム機、レトロゲーム、各メーカー、各店名など、製品そのものやブランドそのものだけでは、その価値が最大限発揮されることはありません。

各ゲーセンをそのゲーセンたらしめているものは「そのお店のユーザー」であり、
各ユーザーが持つ「資産」の独自性が高ければ高いほど、そのお店を好きでいてくれる理由が明確なはず、です。

各ゲーセン店舗という場作りにおいて、顧客とゲーセンの「共創」を、各ゲーセン店舗は認識するべきだと思うのです。

だから、ファンは資産なのです。
それは、ディズニーリゾートと同じことです。

■お店の資産活用、できていますか?

 

あやしい広告タイトルみたいになりましたが(笑)、ぜひ、具体的にお店で考えてみてください。

お店の「資産=ファン」はどんな人たちでしょうか?

どんなお店でいたいでしょうか?
どんな雰囲気のお店でいたいでしょうか?
その雰囲気を顧客と店舗はどうすれば作れるでしょうか?
そしてひょっとすると、
熱狂的なファンがあなたのお店にいるならば、きっと彼らの資産にはすでに独自性があり、彼らはすでにあなたのお店に対して、「共創」を求めているのではないでしょうか。

 

「コアユーザーは勝手なことばかりを言う」「良いゲーム機があるから、勝手に人がきているだけ」などなど、共創の求めであったことに気付いていないことはありませんか?

わたしもゲーセンのコアユーザーなので、ゲーセンさんの

「コアユーザーは勝手なことばかりを言う」

は耳が痛いですし(笑)、各お店がおっしゃることもわかるつもりです(笑)。確かにそういう面もあるかも・・・(笑)

ですが、あなたのゲーセンを、ゲーセンたらしめてくれるのは、何でしょうか?
什器でしょうか?
看板でしょうか?
土地でしょうか?

もうおわかりですよね、ファンと彼らのもつ資産です。

 

■お店のファン(資産)は、ユーザーともうひとり

では、ファン=コアユーザーでしょうか?

 

・・・こちらも、おわかりですよね。

従業員・店員 は各お店・ゲーセンの、大切な大切な資産です。

各お店を各お店たらしめる人、
独自性をもつ資産、
各お店との共創を求めているファン、

一番身近にあるファン、そして資産は、あなたのお店の従業員・店員です。

人との距離って、共感だと思うのです。
同じような経験をしている、好きなものが同じ、あ、それわかる!っていうところから入っていく、
これらの距離を作り、独自性を生み、表現し、各ゲーセン店舗を各ゲーセン店舗たらしめる、一番近いファンを、資産と思い、作っていくべきです。

自分のお店が大好きなアツい店員がいるお店は、名物店になりやすくありませんか?(笑)

“熱狂的なファンがあなたのお店にいるならば、きっと彼らの資産にはすでに独自性があり”ます。
“彼らはすでにあなたのお店に対して、「共創」を求めているのではないでしょうか。”

ぜひ各ゲーセンさんに「資産」を活用してもらい、共に創り、各店舗からゲーセン業界を盛り立てていってほしいと、強く思います。

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