2019年2月24日、WCCFの店舗大会を主催させて頂きましたーっ!!
今回はWCCFというタイトルへの感謝大会ではありますが、ゲーセンで大会をやるのであれば、「ゲーセンという地域密着のお店をとおして“浜松という地域と、地域にあるゲーセンを盛り上げる”ことをしたかった。
なので通常のユーザー主催大会ではやらないかもしれないことに、めいっぱい挑戦してみました。
このエントリでは、大会のレポートをしながら「ゲーセンを盛り上げるための主催大会で実行してみたこと」(の一部)を共有してみたいと思います。
まず最初は、「大会概要を作ってブログにアップした」というフツーのことをしたのですが、したのですが、
いやもう本当にブログアップしたらすぐに、WCCF強豪プレイヤーさんが、全国(新幹線組多かった・・・!!!)からエントリー下さって!
またその事をブログアップ&ツイートすることで、複数のメディアさんに取り上げて頂きまして(4Gamerさん、浜松経済新聞さん、ぱど静岡さん)、そうすると見学の申し込みまでも多数いただけるという幸せっぷり。
(ちなみに当日は、浜松市議会議員さん・JFAさん・他府県のゲーセンさん(2店舗)・静岡県eSports協会さんなどが、見学にお越しになりました。みなさまにはPORTさんを直接ご紹介させて頂き、おつなぎできまして、今後の地域活性の一助になったかもしれないことが嬉しい)
こちらが当日の会場の様子。天下一音ゲ祭などのJAIA関連でお世話になっている、PORT24 浜松店さんです。
受付時は(「ゲーセンを盛り上げる」ために、事前エントリプレイヤー以外の一般の方のご参加も受付していたので、)ふらっと来て頂いても見学しやすいように、「しおり」を準備。
しおりの中身はプレイヤーさん情報が載っているためブログではヒミツですが、
・タイムスケジュール
・参加プレイヤー一覧と各プレイヤー情報
・ごあいさつ
・ゲームルール
などの印刷をしたものです。
その他
・プレイヤーさんには「ネームシール」を準備し、プレイヤーネームを胸に貼って頂く
・優勝予想投票を受付し、プレイヤー自身も参加者も投票可能
などしてみました。
また、
店舗さんの心強いご協力を得ながらガッツリ!店内放送&ネット配信環境にこだわらせて頂きました!!
(8サテ画面出力&センモニは店内2画面へ出力&店内WebカメラでおくむらのTwitterアカウントからPeriscope配信)
— おくむらなつこ@マツコの世界プレゼンター (@amiru_UG) 2019年2月24日
広い見学スペース(メダルと麻雀格闘倶楽部の一部を潰してくださいました)と、店内向け大型モニターをお店が確保してくださったおかげで、ストレス無く観戦できる状態にできましたよ!!
いざ、11時半開始!!
まずはおくむらからご挨拶。
そしてそのまま、リーグ戦スタート!
リーグ戦の結果は都度貼り出ししてあるトーナメント表に、スタッフを申し出てくださったプレイヤーさんが書き込みくださいます。
配信もしているので、どちらからも楽しんでいただけたかも??かも・・・??
またこちらの店舗さんは食堂を併設されている&周辺にお店がなにもない立地、なので、プレイヤーさんには参加料金内にランチを含ませて頂きました!
同時に、食堂入り口に、この日限定のランチの貼り出しをしてもらっていたので、大会参加者じゃなくても「今日何かやってるんだ」ってことがわかる状態に!
(店舗のTwitter曰く、「WCCFとダブルチキンカツって語感が似てません?!」とのこと・・・・・・え?(笑))
大会開催場所と食堂の場所は、同じ店舗内でも離れていましたが、「このポスターを見て、何かイベントしてるんだ!と思って、見学に(2階に)上がってきました」とのお声がけも頂きましたよー!)
— おくむらなつこ@マツコの世界プレゼンター (@amiru_UG) 2019年2月24日
さてさて、午前の部の優勝は「クタクタネコ」さん!!と決まったところで、
すごい人数になってきました!
いよいよ!
「ドラフト大会」
です!
ドラフト大会は、「全国から来てくれたため、初めましても多いプレイヤー同士が、勝利という目標に向かって「チーム」になってほしい!」と考えて、企画したもの。
-○ドラフト戦 ルール○
——————————————————————————————-
・全4名の監督が、参加監督(WCCFではプレイヤーのことを監督と呼ぶ)を指名します。
・参加登録プレイヤー全員及び当日参加希望の方が、ドラフト対象監督です。
・できあがった全4ドラフトチームで、全監督がワンマッチ戦で総当たりし、チームごとの勝利数を競います。
・自チーム内では、監督とその所有チームはひも付きません。どの監督が自チーム内別監督のチームを使用してかまいません。
・相手チームの先発順、使用チームをチーム全員で予想し、勝利数を稼いでください。
・総当たり戦のレギュレーションはフリーです。(ワンマッチ、PK有り、ホームVSアウェーは3VS2(ご了承ください))
・ワンマッチスタート前に、先鋒・次鋒・中堅・副将・大将を宣言頂きます。
・当日参加希望の方で、チームを持っていない方は、自チーム内他メンバーのチームを借ります。 借りられない(チーム数が足りない)場合、おくむら準備のスターターキットで参戦いただきます!
・初プレイの方が混じる場合、参加登録プレイヤーとタッグを組んでください。
その場合、初プレイヤーがプレイし、参加登録プレイヤーは助言や指示に回ります。 また、ハンデとして、「+1点」及び「チーム総コストから-10点」を持ちます
・ドラフト指名においては、監督とその監督の所有チームはひも付きます(バラバラでのドラフト指名はできません)。
・指名され獲得された監督は、その次のドラフト指名順にて、指名側として参加できます。どの監督&チームを指名するか、同チームの監督同士で、相談しながらの次の指名が可能です。
——————————————————————————————-
参加プレイヤーさんには「指名してもらえるように」自分の作ったチームアピールを書いてもらい、貼り出し!
午前の部の戦績と、自チームアピールのふたつで「指名」を受けます。魅力的でなければ、指名されない・・・!厳しい・・・!
下記は実際に当日書いていただいたもの!
指名側に回った4名は、
・主催おくむらなつこ
・午前の部の優勝者
・準優勝者
・会場のお店の常連プレイヤー
という感じ。
ドラフトですから、指名が被ると当然、封筒が手渡され(笑)。
「★の書いた紙が入った封筒を引き当てた監督が獲得」となります!(笑)
完成したチームと勝敗はこちら。
監督と、使用チームが、午前の部と違う・・・!!!(笑)
勝ち上がったBチームvsDチームで決勝総当りまで実施しました。
ドラフト本当におもしろかったですよ!
先発順を考えるのに、午前の部対戦した感触を共有しあったり、
勝てそうなチームや、使ってみたかったチームをトレードする際に、コンセプトやチームの特徴を共有しあったり、
見学だけできたけどつい熱入って参加エントリーしてくださった方たちも、本気の作戦会議!(笑)
本当に白熱してたし、
プレイ始まったら応援がすごかったし、
午前の部より圧倒的に会話量が増えていて、
「初めまして同士でも、サッカーゲームを通してひとつのチームになる」という、場作りが出来た、かもしれません。(出来てたらいいな。)
こういう仕掛けは入れておくととても良い、と思った!と同時に考えるのは難しいとも思いました。
なぜなら、そのゲームを詳しく知っていないと、「プレイヤーにとって面白くないもの」になるからですね。それどころか、「わかっていないヤツが主催している」と、逆に離れてしまう可能性があります。
ここはプレイヤーの文脈をちゃんと知っている人が作らないといけないところだと思います。
— おくむらなつこ@マツコの世界プレゼンター (@amiru_UG) 2019年2月24日
決勝の詳しい結果は・・・割愛します(笑)(というか、おくむらのチームが優勝したので、自分で開催して自分で優勝っていうことになるので、割愛するしかない(笑))
さて、「ゲーセン」での大会ではありますが、、、
今回はこんな優勝賞品を準備してみました!
左が個人優勝の方向けのパーカー(世の中におくむら分含めて二着しか無い)、
右が、個人準優勝&ドラフト優勝チーム向けのTシャツ(おくむら分すら無い)。
1着1万円くらいするんですよ・・・・・・( ✧Д✧) カッ!!
WCCFへの愛と、「歴史」を表現してみました。
全て終了したのは、17:50頃かな?スケジュール内になんとか、収まりました!
最後に
その時間まで残ってくださった方たちと記念撮影。からの~、
浜松餃子で打ち上げ!
浜松は東海道新幹線なら停車駅なので、その点は遅くまでいてもらえる場所で、よかったですし、「浜松」名物を準備できたのも良かった!!
そうそう、食べ物といえば、プレイヤーさんからも、店舗さんからも、JFAさんからも、静岡県eSports協会さんからも、大量の差し入れを頂いてしまったほか、
この何倍ものレッドブル&サッカーボールチョコを(WCCFの発売元)セガの営業さんが「個人的に」送って来てくださいましたー!!!
本当に本当に大量に頂けて、プレイヤーさんめちゃくちゃ喜んでました、疲れたらレッドブルかチョコは最高(笑)。
さて。
今回もうちょっとやりたかったことはいくつかあります。
例えば、地元産業をもっと巻き込みたかったんですね。スポンサード、ではなく。「巻き込み」です。
ところが準備とPRとを独りでやりきった為、そちらに追われてしまって、全く手が付けられなかった。文脈は考えて、企業ピックアップまで準備していたので、心残りです。
これは次回に活かしたい。
また、実況をもっとレベルあげたかった。ひとりだけではなく、数名が話せる場づくりや、Periscope配信先(ちなみにWCCFの個人大会としてはすごい再生数いってて、ありがとうございます!)からも参加できる仕組みやハッシュタグ生成などのレベルが、かなり足りなかったです。
そして、WCCFへの興味から「ゲーセンへの興味」に繋げること。これは、プレイヤーさんもですが、見学くださった方などに対してもまだまだ難しいなと感じてます。
まぁそんな簡単に意識変容・態度変容は起こせないと言われますよね、から、地道に頑張るしかないですね、がんばろ!!!
収穫としては、個人でもここまで主催できるってこと。
もうある程度の要素分解はできたし、次は要素の組み立てと魅せ方にもっと時間を使えると思うので、ここの精度もっとあげることで、全国の大会実施のお手伝いができるようになる日も近いかもしれません!!!( ✧Д✧) カッ!!
以上、レポートでした!
というか、ぜひ。全国のゲーセンでこういった機会をもらいたく。
全国の「ゲーセンでの大会を、一般的なイベントくらいの認知度として実施したい」ゲーセンさん、そして
「ゲーセンで大会を開くこと、に興味がある」方からのご連絡を(ゲーセン詳しくない、eSports大会をゲーセンでやることに興味がある、等々、ゲーセン業界以外の方からも大歓迎です)、
ガチでお待ちしております!(*´艸`*)(当ブログのお問い合わせ、やおくむらのtwitterからぜひ!)
— おくむらなつこ@マツコの世界プレゼンター (@amiru_UG) 2019年2月24日