VRに関するニュースやクチコミはほぼ毎日Web上で見ますが、今のところはゲームとの相性の良さがピックアップされやすく、VRゲームのニュースが多いですね(*´艸`*)
なので当然ながら「VR in ゲームセンター」も多めですね!
先日わたしも「アーケード用ゲーム特化型VRプラットフォーム「V-REVOLUTION」」を見に、日帰りで
大阪まで行ってまいりました!٩( ‘ω’ )و
もちろん都内のVRゲーセンもウロウロしているくらいにVRゲーセン(あくまでゲーセン、アーケード・・・)は興味ある分野です(*´艸`*)
※↓こちらは昨年の記事。これからVRゲーセン行かれる女性の方のご参考までに。
で、
日々VRゲーセン記事をチェックする中で思ったんです。ゲーセンが店舗数をガンガン減らしている中(2011年|ゲーセン専業3730店→2016年|ゲーセン専業2675店(AOU発表))、VRゲーセンが増えていく理由は、何だろうと。
パッと想像でき(たり記事になっていたりす)るものは
VRはリアリティがある疑似体験など、ゲームで与えられる体感が「桁違い」。つまり“圧倒的新体験”を得られる!だから集客できる!
と。全くそのとおりだと思います(笑)
でも、ここで、ちょと疑問をもったんです。
「もしその”体験”がみんな(日本中)に行き渡り、もはや新体験”でなくなるった時、「VRゲーセン」はどうなるの・・・?
(各VRゲームコンテンツに、ゲームコンテンツとしての力はあるとしたら)、既存のゲームとVRゲームの差は、VRなのかそうでないのか?だけ。更に、ゲーセンにおいてはオペレーションに店員が必要になる分VRのほうが大変。
導入コストとかコスト面を無視してゲームコンテンツとしてだけみれば、(アタリマエですけど)“VRがもたらした技術”だけに頼っているゲーセンは、VRが新体験じゃなくなった途端、既存ゲーセンと同じくただただ「コンテンツ」頼りなだけのゲーセンとなる。
それって現在既存ゲーセンが直面している問題と変わらないんじゃ・・・・・?しかもVRが新体験じゃなくなるのなんてもはや時間の問題なんじゃ・・・?
え、VRゲーセンってそれだけなの?それで終わっちゃうの??
VRがもたらした「圧倒的新体験」とは、技術以外にはないの??
で、思いました。わたしが思う、VRがもたらした「圧倒的新体験」とは
体験の共有がしやすい点
じゃないのかな?と。
再度主張しますが(笑)わたしは「人との距離は共感で縮まる」と思っています。出身地や好きなものが同じだったり、子供の頃似たような経験をしていたりすると、急に親近感が湧く、みたいなことです。
家庭用ゲームを1人で攻略していく場合と、友達が家に遊びにきてみんなでする場合、は同じゲームでも得られる体験は違います。
だからこそ、アーケードゲームやゲーセンの醍醐味(強み)は「人と体験を共有し一緒に盛り上がれること」だと思っています。
プリクラをキャーキャーいいながら撮ること、
上手くないレースゲームで仲間で遊ぶこと、
取れそうで取れないプライズを友達と狙うこと、
などなど、誰かと一緒に得られる体験の中で、日常生活には無い切り口で体験を提案してくれる場所 がゲーセンだと思っています。
例えば、飲みに行った帰りにみんなでゲーセンに寄ると、飲みの場で得た仲間体験とは違った体験を得ることができた、みたいな感じです。また、もう少し踏み込んでコアなゲーマーの場合でも、好きなゲームが同じだと似たような経験をすることも多く、年齢や住所などが全く違っても、「わかる!!」「ほんそれ!!」など親近感が湧きやすいものです。
VRゲームは、既存のゲームよりも「自分の(ゲーム)体験を人と共有する」ことが、得意で、それがVR in ゲーセンの可能性なのではないでしょうか。
架空空間に複数人で入り空間を共有することもできますし、アクション(身体を動かす)という既存のゲームがあまり持たない動きを持ち込めたりもします。既存のゲームよりも、自分のゲーム体験を共有しやすいのです。
加えて、今ならまだ「新しい技術・VRゲーセン」として「はじめてゲーセンに行く」というトリガーを引いてくれやすい。
ふだんゲーセンに行かない方達が、VRゲームというコンテンツとゲームセンターという場の2面から「自分の(ゲーム)体験を人と共有する」経験を得てもらえれば(そして可能であれば圧倒的な経験をしてもらえれば)、「やっぱりゲーセンって面白い!」と思ってもらえる可能性があがるんじゃないかなー、なんて思っております。
し、そう思ってもらえるようにする&思ってもらえた人をいかにそのままゲーセンに引き込めるか?は、VR技術やコンテンツに頼るのではなく(VR/既存問わず)ゲーセンさんのウデの見せ所となります!!!ゲーセンさん、よろしくお願いします~~~!!