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ゲーセン運営企業への影響・判断について個人的に。

新型コロナウイルス(COVID-19)に関わるゲーセン運営企業への影響・判断について個人的に。

新型コロナウイルス(COVID-19)に関わるゲーセン運営企業の営業判断が、主に大手企業を中心に発表されています。

https://www.taito.co.jp/corporate/info_200302

https://bandainamco-am.co.jp/company/NEWS/important/notice20200227.html

また北海道では、多くの店舗で休業を実施された様子です。
 
わたしはゲーセンに行ってます。
但し、プレイ前後には必ず手を消毒しています。
自分からうつすかもしれないので、マスクは外しません。

今回の新型コロナウイルス(COVID-19)に関わるゲーセン運営企業への影響について、つらつら書いてみたいと思います。

まずは、ゲーセン業界をいったん振り返ってみましょう。

ゲーセン運営企業には、中小企業も多いです。
その中には本当に自転車操業になっている企業もあります。

 
以前からわたしは「ゲーセンは「緩やかに死んでいく」」という表現をしています。

ゲーセンの1プレイ「100円」の中身には、
・消費税
・人件費
・(自社の土地建物でなければ)家賃
・(導入していれば)キャッシュレス決済システム利用料
・電気代
・インターネット代
・ALL.Net利用料
などが入っています。
それらを支払った残りが利益です。つまり、ほぼほぼ、利益としては手元に残りません。

ゲーセンは何年も”値上げ”ができていません。消費税も内税です。
手元に残らないながらも利益を貯めて貯めて貯めて貯めて、
新しく機械を買ったり
プライズ景品を買ったり
買った新しい機械がバージョンアップするとなるとバージョンアップキットを買ったり
店舗イベントをやったり
プライズゲーム機の中を飾ったりします。
 
・・・でも、利益を貯めて貯めて貯めるスピードは遅いので(そもそも利益率が低いから)貯まるよりも先に、買う必要のほうが速くきます。

すると、買って、支払い日までの間に店舗売上の100円玉をかき集めて、利益ではなく売り上げ金でなんとか支払いを乗り切るのです。
 
「ならば新しい機械やバージョンアップキットを買わなければいい。」
それもひとつの答えです。
だから「新作」が入荷しにくい、入荷しない、レトロゲーム専門店やレトロゲームコーナーなども増えているのでは?と考えています。(古い機械だとALL.Net利用料なども不要です)
時代に合わせた、ひとつの商売の形として、とても正しい、良い事業だなと思います。

一方、新しい機械が買われて、店舗に置かれて、ユーザーに遊ばれなければ、業界全体の経済が回らず、メーカーが死んでいくことも確かです。
そうなるとゲーセン業界は、業界ごと死にます。
 
また、新作やバージョンアップした新しいゲームを遊びたいというのは、ユーザーがゲーセンに求めるひとつの期待ですよね。だから「新作を中心としたゲーセン」は、業界を引っ張る意味でもあっていてほしいです。
 
他にも、人気機種がバージョンアップし、バージョンアップしなければ機械ごと利用できなくなる(サービス停止)場合もあります。その時はゲーセンがこれまでと同じ売り上げを保ちたければ、バージョンアップキットを買わざるをえません。
 
これらのように新作をそろえた商売をされるゲーセンは当然、レトロを中心とするよりも更に100円玉を1枚でも多く集めなければ、(新作の機械やバージョンアップキットやALL.Netなどの利用料の)支払日に支払えません(=潰れます)。
 
単純に100円玉を一ヶ月間により多く集められる(利益ではなく売上)のは、レトロゲームよりも新作ゲームのほうが強いです。
 
つまり、新しい機械・バージョンアップを入荷し続けなければ「100円玉を1枚でも多く集め」られなくなる。なので、新作やバージョンアップの入荷が半強制的に必要になり(でなければ人気機種が利用できなくなった途端にその分の売り上げが無くなるからです)、結果その分高い支払いを迫られる(利益も減る)という手段の目的化、それほど、経営状態が深刻な中小企業のゲーセン運営企業も、多いです。
 
(少し話はそれますが、このような状況からプライズゲーム中心のゲーセンが増えるのも、よくわかります)
 
ゲーセン側の努力、
メーカー側の努力、
ユーザーの期待や応援、
どれをもうまく合わせていかなければ、一瞬で崩れてしまうように見えます。

(「ゲーセン女子」や「アケシェア」などの活動や事業で少しでも応援できれば嬉しいのですが…)

新型コロナウイルス(COVID-19)のゲーセンへの影響について。
ここまで見てきたように、ゲーセン運営企業には中小企業も多く、1日閉めるとそれで潰れる事も有り得ます。
 
元々2月は営業日数が少なく、売上が低いのです。
3月中に何回か来る引き落としに耐えても、続けて3月の売上が無ければ、次の引き落とし(振込)に耐えられず、潰れます。
 
ただでさえ、保証・補償等の対象からも外れやすい風俗営業法。
更に資金的体力が無い中小企業は、今回発表されているMETIの各施策ももうすでに利用済で(主にJFC)、これ以上は融資も借金の引き延ばしもこれ以上の借金も出来ないという事が充分あり得ます。
 
休業の判断をする企業もあれば、条件付き営業の判断をする企業もあれば、通常営業の判断をする企業もある。
 
わたしは、各企業の判断を応援しつつ、営業判断されたお店で思い切り遊びたいと思っています。
もちろん、自分からは店員・ユーザー、誰にもうつさないよう予防(プレイ前後には必ず手を消毒・マスクは外さない)して。

影響を一緒に乗り越えて、店員さん・地域プレイヤーさんと一緒にゲーセン楽しみたいです。

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